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2015年10月04日

★ フローター修理 ZF-158VH

皆さん、こんばんわです。

ブログも2009年9月に始まり、この月にフローターを購入しています。

ですから、とうとうフローター歴丸6年となりました。

いろんな、条件厳しいところも行きましたし、

結構ほったらかしで濡れたままの放置プレイなども。

ほとんど手入れもしてないので、158VHを使用している人の中では、

結構、ざつに扱っていた方ではないでしょうか。


さて、今回のご報告ですが、さすがに6年間乗り続けると、

経年劣化で不具合が現れてきました。

①シートの折曲がり部の両端の摩耗によるかすかなエアー漏れ
 (シートが本体と擦れて、シート側が薄くなります。)

②本体先端部のプラスチックのコーン部と生地の剥離によるエアー漏れ

★ フローター修理 ZF-158VH


③オールの固定用のゴム板と生地の剥離

★ フローター修理 ZF-158VH


が主な劣化になります。

①は摩擦という物理的な要因ですが、

②、③については、接着剤の劣化と判断できるかと思われます。

 ・ちなみに、同じくプラスチックと生地が接着されている、
  オールの固定部分とキール取り付け部分の接着については、剥離等は見当たり
  ませんでした。
 ・さらに、生地と生地の接着については、剥離や接着強度の低下は全く
  確認できませんでした。ですから、ゴム、プラスチックと生地など、物性が異なる
  材質同士を接着した部分は特に要注意かと。
 ・プラスチック部分からの軟化剤などの析出が原因かとも思いましたが、上記、
  キールやオールの固定部分がしっかり接着していたことより、プラスチック内の
  成分析出は否定するべきかもしれません。


ZF-158VHは、本体が2気室、シート合わせて3つの気室に分かれており、万が一、

使用中に本体の一方が急激にパンクした場合でも、浮き輪として沈没することは

無いように設計されてますが、非常に危ない状態になることは間違いありません。

(もちろん、ライフジャケットのお世話にもなるわけでですが)

そこで、事故を防ぐためにも定期的なリークチェックはしておいた方が良いですし、

また、浮かんでいて、空気圧が低下してきたと感じたら、リークチェックを行うべきでしょう。


で、今回、私の158VHも②の漏れが見つかり、③の剥離も生じてきたため、一度、

しっかりした修繕を実施することとしました。

(一つの案として、メーカーに修理を出すという方法がありますが、ネットを見てると、

 結構高価で、複数個所修理すると新艇購入できるのかも。そこで自分で実施することとしました。

 失敗しても、新艇を購入すればまた長期的に楽しめますし、補修用の部品取りとしても

 使えるので、だめもとで修理してみようと)

先ず、②の修理ですが、

コーンの部分(プラスチックの三角)については、単に隙間にボンドを流し込み、再接着することは

やめました。おそらく、一部ではなく、全周接着力が悪くなっていると考えたからです。

また、接着も均一にできず、エアー漏れの再発も考えられます。

そこで、約幅5㎝程度の生地を強引にめくってみました。

新品なら、剥がれず、生地が破れてしまいそうですが、

力は必要ですが、結構きれいに剥がれてしまいます。

★ フローター修理 ZF-158VH

★ フローター修理 ZF-158VH

★ フローター修理 ZF-158VH


これは、使用条件、保管条件にもよりますが、長期(5年程度)使用していれば、

接着強度が低下すると考えておくべきかもしてません。

次に、再接着するため、元からついていた接着剤を剥離します。

接着剤の剥離には以下の溶剤を使用しました。

★ フローター修理 ZF-158VH

もう、20年ぐらい前に購入したものですが、

成分は、トルエン、酢酸エチル(メタノールは入ってません)が主成分となっています。

こちらの薄め液とウエスを用いてふき取ります。

古い接着剤はすぐにふき取ることができました。

★ フローター修理 ZF-158VH

また、生地については、リペアー用に付属している生地と表面、さわり心地も変わらないため、

紫外線による劣化等はほとんどないと思います。ですから、生地の破れなどがなければ、

接着さえしっかりしておけば10年ぐらいは持つのではないでしょうか。


次に接着剤ですが、

さすがに接着剤は、メーカー指定(ゼファーボート)の純正品を使用。

★ フローター修理 ZF-158VH

100g 2,500円程度です。

今回は、本体先端部分(上記修理)とオール固定部分の各2個を接着しましたが、

使用量は約50g程度使用したと思います。

*それぞれ、説明書通り、3回塗りしました。

 (付ける側、付けられる側1回塗布するごとに約3~5分乾燥)

 また、ヘラは付属してませんでしたので、ほかのボンドに付属するヘラを代用しました。


張り合わせ位置を残すためにマスキングテープを先に張り付けておくことが、コツかと。

素人が説明書通りに接着剤を塗り重ねると、こんな感じです。

★ フローター修理 ZF-158VH

接着剤を付けてヘラで伸ばすと溶剤がすぐに揮発するため、

思うほど、きれいに塗れません。気持ちは均一×3回塗りです。

その後、張り合わせ、しっかり上から圧力を掛け24時間放置します。

(張り合わせの時のみ、上から圧力をかけました)

★ フローター修理 ZF-158VH

接着後すぐにマスキングテープを外しました。

そして24時間乾燥。

出来上がりはこちら。

★ フローター修理 ZF-158VH


★ フローター修理 ZF-158VH

自宅で、空気を入れて、石鹸水でリークチェック。

その後、1日空気を入れたままで点検。

全く空気漏れがないことを確認しました。


そして本番。3時間ほどのフローティング×2回で問題なし。

★ フローター修理 ZF-158VH

★ フローター修理 ZF-158VH

★ フローター修理 ZF-158VH

★ フローター修理 ZF-158VH


ちょこちょこ直せば、あと3年は乗れるでしょうフフフ



皆さんもフローター生活いかがですかナイス






































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この記事へのコメント
こんばんわ。初めて投稿させていただきます。
私もゼブラさんと同じくZF-158VHにてフローターバッシングをしております。


投稿したのは実は本日、フローター釣行中に右気室のコーン周りから空気抜けが発生し大慌てでした。
もう寿命かなと思ったところ、ゼブラさんのこの記事を見て自分も修理してみようと思いました。


お伺いしたいことが1点ありまして、コーン周りに張り付いている生地を剥がし、接着剤を塗って新しい生地を張りますが、その後しっかりと接着するようにそれなりの「圧」をかけると思いますが形状が形状なのでどのように「圧」をかけたのかをご教授いただければ幸いです。


急な質問で恐縮ですがよろしくお願いいたします。
Posted by フローター好き at 2016年07月18日 20:46
こんばんわ。フローター好き様

ちょっとブログ放置状態でしたので、ご連絡頂いていたこと、
知りませんでした。すみません。

さて、ご連絡頂きました件ですが、

以下、報告させて頂きます。

【生地について】
生地は再利用しております。記述してます薄め液で接着剤を
剥離した結果、新品の生地と光沢状態など変わりはなく、
生地の劣化は見当たらなかったため、再利用しております。

また再利用するのは、貼り付けの形が残っているためです。
おそらく新品の生地を使うと、貼り付けがうまくいかず、
しわや隙間が発生し、再度リークする可能性が高まると
考えた結果です。

【接着剤の塗布について】
接着剤塗布の前には、本体側にマスキングを実施し、
生地の貼り付け位置を明確にし、接着剤のははみ出し
を防止しました。
また、ゼファーボートが使用している接着剤を使用して
ください。他社製の場合は、剥離しやすいかもしれません。
接着剤に記述されている塗布回数、乾燥をしたのち
(量は少し多め。隙間があったとしても接着剤で埋める
ことができるように)接着しました。

【圧力について】
さて、ここでご質問の圧力になりますが、
もともと、先端のプラスチックの部分のため、
重しなどでで上部から加重を掛けるなどはしておりません。
説明書の通り、接着剤を塗布し乾燥すると、
張り付けるだけで結構な接着力が得られます。
張り合わせた後、スプレーの缶などを用いて
ローリングし加重を掛け、しっかり生地を押し付けます。
片方でおおよそ5分ぐらい。
接着後すぐに、そして5分後、1時間後ぐらいに各1回ずつ
行ったぐらいです。あとは、24時間放置しました。

以上となります。

作業方法は、私目線で記述しておりますので、ご不明な点が
ありましたら、遠慮なくご連絡ください。
Posted by ゼブラ at 2016年07月24日 20:44
ゼブラさん、詳細にご説明いただきありがとうございます。
実はあの後、ゼブラさんの見よう見まねで接着し、自宅で空気抜けがなくなったことを確認できたので先日午後のみで実釣してきました。

しかし炎天下のせいか、現地でふくらましてしばらくしたらやはりコーン部から空気漏れが発生してしまいました。しかももう片方も空気が抜けてきました。
ゼブラさんのようにしっかり接着できていなかったようです。

以前から高圧チェアーも空気漏れがあり、そちらは自転車のパンク修理キットで直してましたがまた軽く漏れが発生していましたので、この機会に「ZF-158VH-T」に乗り換えを検討しました。

初期費用はかかりますが、新型の「タフボディ」の恩恵は買い替えの理由として十分と思いますし、現行機よりも長く活躍できると思います。

ゼブラさん、いろいろとお世話になりました。
今後もフローターフィッシングを楽しみたいと思います。

それでは!
Posted by フローター好き at 2016年08月11日 09:53
>フローター好き様

こんにちわ。またまた、返事遅れました。

ZF-158VH-Tの購入の選択は正解だと思います。
私も欲しいぐらいです。
でも、私は最近フローターに乗る機会が少ないので、
とりあえずは、このまま、使用を継続していこうと
思います。

‐Tの評価、また、教えてくださいね。
Posted by ゼブラゼブラ at 2016年08月19日 08:55
 
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